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ブロックチェーンによって実現される世界を語る。次世代のアップルと言われる所以とは?

ブロックチェーン、バズワードですね。バズワードなので引きが良いかなと思って主語として使わせて頂きましたが、このエントリーで語るのはEthereumに関する話しになります。すみません。

さて、2017年末に盛り上がったビットコインバブルは記憶に新しいですが、投機的側面からではなく、新たなテクノロジーとして、新たなプロダクトの形として、ブロックチェーンを捉えて「面白そうだな」と思ってくれる人もそれなりに増えてきた印象です。
しかし、実際に 「ブロックチェーンを取り入れている」 or 「ブロックチェーン上で動いているプロダクトを使った事ありますか?使い方分かりますか?」と聞いて「はい」と答えられる人は、その行為のハードルの高さ故か、まだまだ多くはないと思います。それがエンジニアだったとしてもです。私の観測範囲が狭いという話はあるかもしれませんが…。

そこで今回は、技術的な話には極力触れずに、ブロックチェーンによって実現し得る可能性のある世界、従来のwebと違ってこんなプロダクトの形が実現される可能性があるんですよ、という夢物語を語ってみたいと思います。あくまで私個人の視点から考えた夢物語です。いいですか、これは個人の感想ですよ。
あまりブロックチェーン界隈の知り合いもいなく(ほぼ0…)、実際この界隈の人たちがどう考えているのかは知らないので、このエントリーに間違い等がございましたら指摘頂けると幸いです。

ただただ、私はこれから語るような世界の到来を信じてやまなく、Lethによってその夢物語を実現しようと企んでいる夢想家の一人です。

Ethereumは次世代のアップル?

概念の話から始めますが、この後ちゃんと具体例を挙げながら説明していくので安心してください。ブロックチェーンという主語のデカさで語り始めたのにEthereumの話をしはじめる辺りが怒られポイントになりそうですが、気にしません。

さて、Appleの共同設立者として知られるスティーブ・ウォズニアックが「Ethereumは次のアップルになり得る」と発言したらしいですね。巨人の肩に乗るようでバツが悪いのですが、私もその通りだと思っていて、それが何故かを語るところから始めたいと思います。(ウォズの真意は知りませんが)
記事の中でウォズが 「イーサリアムはAppleのもつプラットフォームと一緒」 と語ったとありますが、以降はこの発言を「Ethereumは次世代のApple(AppStore)になり得る」と捉えた私の視点で話していきたいと思います。

まず、①は現在のAppStoreの構造で、AppStoreを中心として様々なアプリが展開されています。アプリの中で決済が発生すれば、15~30%の手数料をAppleに支払う必要があり、Appleの規約に則った形でアプリを設計する必要があります。

一方Ethereumですが、構造としてはEthereumを中心にDApps(非中央集権的に動くアプリ)が展開されています。しかし、AppStoreと違い、これらはP2Pのノード上で動作するため、データとソースコードは特定の団体に帰属するものではなくオープンなモノとして運営されます。オープンというのがどういう状態を指すかと言うと、

  • 誰からでもデータは参照可能である
  • 誰からでもトランザクション履歴は参照可能である
  • 誰からでもソースコードは参照可能である
  • (権限による制御がある場合が多いが)誰からでもソースコードの実行も可能である

となります。(※DAppsの厳密な定義ではない)
これがどういう事かといいますと、②で囲っている部分にあるように、ある特定のDAppsに沢山のユーザが付き、山のようなトランザクションが生まれた場合、そのデータやアセットを利用したアプリやサービスが派生で生まれる可能性を示唆しています。
これが次世代のAppStoreのような振る舞いだなと私は思っています。エンジニアや事業開発者は特定のDAppsのアセットを利用して、また別の価値に転換したアプリを作っていく、といった力学が働くためです。場合によってはそのDAppsが定めたトランザクションフィーを支払ったり、そのDAppsが定めている制約の中で、あたかもAppStoreの規約の中でアプリ開発をするように。
そうしてDAppsが提供しているToken(=価値)の二次三次利用が進めば進む程、右肩上がりに、非中央集権的に、特定の経済圏が盛り上がっていく未来が想像できます。

これは、TwitterとTwitterAPIを利用したサードパーティ製アプリの関係と似ています。
初期のTwitterはAPIを開発者に向けて公開する事で、サードパーティ製の様々なクライアントやアプリを増やし、爆発的に利用ユーザを増やしていきました。しかし、Twitterは収益モデルが広告主体であるため、一定のユーザ数を超えた辺りからAPIを制限し、自社アプリを使ってもらうしかありません。ブロックチェーンは、このジレンマを解消するテクノロジーだと私は考えています。

以降、具体的な例を示しながら話していきます。

CryptoKittiesの例

CryptoKittiesが最も有名なDAppsの一つである事もあり、具体的な例として有用なので例に取り上げます。

簡単に表現するとCryptoKittiesは、デジタルデータとしての猫を売買できるDAppsです。猫一匹一匹がトークンであるため、ユニークで価格が設定されており、その価格は猫が保有している属性やマーケットの評価によって変化します。
ユーザはCryptoKittiesのプラットフォーム上で以下のような行動を取ることが可能となっています。

  • 猫の購入
  • 猫をマーケットへ登録(売却)
  • 交配によって新たな猫を生み出す

…そう、たったこれだけなのです。ただし、DAppsであるため、CryptoKittiesを中心とした様々なサービスが展開されていたりします。
非常に重要なポイントとして、今から紹介する二つのサービスは、 CryptoKittiesとは関係ない人々が運営母体となり展開している という点が挙げられます。

CryptoGoods

CryptoGoodsは自分が所有している猫のグッズを作れるサービスです。

KittyHats

KittyHatsは色んなクリエイターが作ったアイテムを、自分の猫に着せたり出来るサービスです。

この様に、CryptoKittiesの猫を中心とした、独自の経済圏を確立していける事が「次世代のAppStore」と言われる所以だと私は考えています。
先に挙げたTwitterの例と違い、サードパーティ製のサービスやアプリが盛り上がれば盛り上がるほど、中心にあるDAppsのTokenは流動性が生まれるため、収益につながる事が予測できます。
DAppsの収益をどう取るのか、というのはなかなか難しい課題だったりするので、詳細は割愛しますが…。

応用を考えてみる

例えばゲームはとても分かりやすいかと思います。
何を隠そう私はMMOが大好きでして、リネ2、ECO、AION、ドラクエ10、FF14などを渡り歩いてきて現在は、黒い砂漠にドハマリして遊んでいたりします。(誰か一緒にやりましょう)

ゲームをプレイしていると(MMOならなおさら)やっぱりプレイアブルなキャラには愛着が湧いてくるものです。そうすると、悲しいんですよ、やっぱりサービス終了したりして手塩にかけて育てた自分の分身が消えていくのって。
そして私は想像するわけです。CryptoKittiesの様に、キャラクターが売られているプラットフォームがあったら、と。
そのプラットフォームでは、下記のようなステータスや属性なんかが設定されているキャラが売られていて。

  • キャラの見た目
  • 様々な属性(※例えば魔法耐性とか物理耐性とか。各ステータスの成長率とか。)
  • 固有の、ユニークなスキル

そして、その周囲にはCryptoGoodsやKittyHatsの様に、たくさんのゲーム会社が様々なゲームを展開しているんです。グラフィックは二次元データを元に、各ゲームが勝手に3D化してくれて、Lvや獲得ゴールドやアイテムはゲーム毎に設定されているが、キャラ自体のポータビリティは極めて高い状態。
はい、そうです、これは完全にソードアート・オンラインの世界です。私は現実世界でこんなエントリーを書いている場合ではなく、一刻も早くデスゲームに参加して世界を救いたい。

実際にAIによる自動生成で美少女キャラを生成し、CryptoKittiesと同じ構造でキャラを売買するCrypkoというDAppsも出てきていますし、夢物語ではなかったりします。

ここで購入したキャラを3D化してVRChatのアバターとして利用できるようなサービスが出てきたりしても面白そうですよね。

最後に

ブロックチェーン関連のプロダクトは最近よくリリースされるようになってきましたが、「ブロックチェーンでやる意味あるの?」という問いかけも同じ様に目にする機会が増えました。一見従来の中央集権的アーキテクチャでも同じことが実現できるように見えるかもしれませんが、その後の広がりとデータのポータビリティはブロックチェーンならではの面白さかなと感じております。

本エントリーを掲載しているサービスLethは私自身が開発していて、私はLethによって、クリエイターを中心とした新たな経済圏をブロックチェーンを用いて作ろうとしています。現時点では、まだブロックチェーン関連の機能は実装できていないのですが、年末くらいに向けてリリースしていきたいと考え、現在開発しております。
夢想してしまった世界を自分自身の手によって創り上げて、その中で私自身がクリエイターとしてあり続けられたら、と願います。

私のTwitterアカウントをフォローする等して、続報をヲチって頂けると嬉しい限りです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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30歳で漫画を描き始め、連載のためにブロックチェーンを絡めたサービスを個人で開発した話

#ブロックチェーン #Leth

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ブロックチェーン、バズワードですね。バズワードなので引きが良いかなと思って主語として使わせて頂きましたが、このエントリーで語るのはEthereumに関する話しになります。すみません。

さて、2017年末に盛り上がったビットコインバブルは記憶に新しいですが、投機的側面からではなく、新たなテクノロジーとして、新たなプロダクトの形として、ブロックチェーンを捉えて「面白そうだな」と思ってくれる人もそれなりに増えてきた印象です。
しかし、実際に 「ブロックチェーンを取り入れている」 or 「ブロックチェーン上で動いているプロダクトを使った事ありますか?使い方分かりますか?」と聞いて「はい」と答えられる人は、その行為のハードルの高さ故か、まだまだ多くはないと思います。それがエンジニアだったとしてもです。私の観測範囲が狭いという話はあるかもしれませんが…。

そこで今回は、技術的な話には極力触れずに、ブロックチェーンによって実現し得る可能性のある世界、従来のwebと違ってこんなプロダクトの形が実現される可能性があるんですよ、という夢物語を語ってみたいと思います。あくまで私個人の視点から考えた夢物語です。いいですか、これは個人の感想ですよ。
あまりブロックチェーン界隈の知り合いもいなく(ほぼ0…)、実際この界隈の人たちがどう考えているのかは知らないので、このエントリーに間違い等がございましたら指摘頂けると幸いです。