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素人が漫画を描き始めた時にHUNTERxHUNTERを徹底分析した話。或いは素振りの重要性について

先日発表した私の処女作 SYNTHESIZE ですが、30歳から漫画を学びはじめてアウトプットした作品となります。
一応どういうふうに漫画を学んだのかに関しては、 SYNTHESIZE 1話目の創作ログ に纏めてあるので興味がある方はこちらも読んで頂ければと思うのですが、個人的な漫画勉強法に関してもっと具体的に、画像つきで、詳細を語りたいと思います。
※画像は冨樫義博「HUNTERxHUNTER」より引用

HUNTERxHUNTERを徹底的に考察する

まず、こちらの本 Filmmakers Eye 映画のシーンに学ぶ構図と撮影術:原則とその破り方 を読んで、基本的にバストアップやエスタブリッシュショットにどういう意図があるのかを知識としてインプットしました。
次に自分にとって「これは最高傑作である!こんな作品が描きたい!」と思えるような漫画(私の場合はHUNTERxHUNTER)を引っ張り出してきて、一コマ一コマ分析していきます。

  • なぜこのショット?
  • なぜこのコマ割り?
  • なぜこの配置?
  • この○○は何を意味している?

など、とにかく多角的に考えながら、やりすぎかもしれませんが 全て意図的に仕組まれている と思い込んで、全てに意味を見出すよう努力します。以下に実際自分が行った分析を参考までに掲載しておきます。

掲載しているのはほんの一部ですが、こんな感じで考察を続けます。
ハンターの良くない点は、面白すぎるので、勉強しながら読もう!と思っても ふと気づけば漫画に熱中してしまい一切勉強にならない点 です。なのでぼんやり読むのは辞めて、漫画に直接メモを取りながら読み進めるのが良いと思います。漫画も読めて勉強にもなって一石二鳥ですね。

この取り組み続けてると、改めて冨樫先生の天才っぷりを痛感し、あまりの凄さにため息しか出てこなくなってきます。
そして、ほんとに完全に勘でしゃべるのですが、冨樫先生は全て計算で描いてると思います。ただ、ジャンプという場で何十年も週刊連載を続けている先生です。その計算も、流れるようにスッと漫画に落とし込まれてる感じでしょうから、実際は一コマ一コマ熟考しながら描いてるワケでもないかとは思いますが…。
その熟練された計算型職人芸を、素人がゆっくり時間をかけて噛み砕きながら理解を進める手法は大変有用なのではないかと思います。

最近はもうこの考察をやらなくなりましたが、一日一ページくらいはやってもいいかもなー、と今このブログ書きながら感じました。

とにかく漫画を模写

上記取り組みと並行して、ハンターの模写も行いました。最初はただ模写してたのですが、ちょっと飽きてきたので、途中からはハンターのキャラを 自分の漫画の登場人物に置換 して模写するようにしました。
漫画を描き慣れてないと 自分が作ったキャラが喋っているのが想像できない という問題が私の場合ありました。まぁ自分のキャラに置換した模写で、この問題はあまり解決しませんでしたが。。 それでも1ページ描きあがると「おおお〜〜〜漫画っぽい!!!」という謎の喜びと、無意味な達成感があり気持ちよかったしモチベーションにもなりました。
参考までに以下に何枚か貼り付けておきます。

この取り組みも続けていると、「こんなん天才やろ…」と思わざるを得ない、考えつくされたページが見つかったりします。普通に読んでる時は不思議と気づかないんですよね。
そういうページを見つけた時、「考察」の取り組みに戻って、「なぜ天才と思ったのか?」を突き詰めて考えたりしていました。

素振りの重要性

私はスポーツ全般がとても苦手なので、これまた勘で話すのですが、やっぱりスポーツも型が重要なんじゃないかと想像ています。
私の経験分野で語ると、音楽とプログラミングも型(型システムではないぞ)の重要性を強く感じます。ピアノもギターも最初は誰かの譜面をなぞる事から始まります。最初から作曲を始める人など恐らくいません。
プログラミングも結局の所、新しい言語を学ぶ時や一番最初は所謂 写経 と呼ばれる取り組みから始めるのが筋がいいと個人的には思っています。公式に書いてあるチュートリアルに則って、自分の手でタイピングし、シンタックスやセマンティクスの意味を考えていく。

何事も、そういった事から始めるんじゃないかと思うのです。結局の所、仕事なんかも。
だったら、その素振りを1mmも無駄にせず、全て自分の血肉にしてやるぜ!という心意気で真剣にやり続けると、ある程度の成長は出来たりするんじゃないかなーと考えています。

まぁプログラミングも漫画も(音楽以外は…)独学なので、あまり偉そうに言えませんし、漫画に関していうとまだまだ駆け出しなので分かってない事の方が多い状況です。
でも少なくとも、「自分はこうして漫画を学んだ」という勉強方法をアウトプットしておくことには何かしらの意味があると思っているので残しておきます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
よかったら、SYNTHESIZEも読んで下さい。
※HUNTERxHUNTERの画像引用、何か問題があった場合は取り下げますのでご報告くださいm(_ _)m

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すごい!これが理系脳と文系脳の違いというか、改めて直感で描いてきた自分との大きな違いを見た気がします。
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他にもいろんな方の方法を見て良い意味で盗み試行錯誤していきたいですね!

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※画像は冨樫義博「HUNTERxHUNTER」より引用

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  • なぜこのショット?